絢爛日記

市船テムペに上陸したとき、また黒衣の女性に出会った。
「いい天気ですね」
そうですね、と返事を返す。
敵は経済だ。得意の武力では倒せない(うろ覚え)
「どうするのですか?異世界のプレーヤー」
意味深な言葉を残して彼女は姿を消した……。
その後、日本月の艦隊と戦闘が発生した。
単純なミスで機雷の攻撃をくらったが、問題無く敵を処理した。
帰還しても、第二種戦闘態勢が解除されない。どうやら敵の群れの中に飛び込んだようだ……。
戦闘の合間、地球で太陽系総軍によるクーデターが発生した。数名の政治家が射殺、もしくは拘束され、ジョージ・タフト大統領も身柄を押さえられた模様。ホン・サン将軍が大統領の代わりに指揮を執って、直接火星に乗り込んでくる。
夜明けの船は光国本国の警備隊員と交戦。さきほどの機雷によるRBの損傷が直らないまま、俺は再び火星の海に躍り出た。しかし、おかしな事に気付く。ウルトラ……じゃない、光国警備隊員以外に、地球軍のものと思われる戦艦が数隻戦っていた。事情がよくわからなかったが、敵には変わりないので沈めにかかる。
敵に接近と同時に魚雷を放って1ターンで戦艦を沈め、急旋回で警備隊員に斬りかかる。
夜明けの船に多少の損害が出たものの、難なく敵を制圧した。
戦闘後、ホン・サン将軍とスミス少佐が射殺されるイベントが発生した。どうやら、先ほど俺が沈めた艦に乗艦していたらしい。太陽系総軍のヘッド達の、あっけない末路だった。大勢の火星の民を虐殺した報いだ。これで太陽系総軍は混乱に陥るだろう。
一方、夜明けの船に高速艦隊、討伐艦隊、偵察艦隊と地球軍の部隊が次々に襲いかかってくる。数々の世界を救ってきた(ゲームをクリアしてきた)俺の豪華絢爛たる舞踏を見よ!
増速開始-増速-急速浮上-シールド上昇のコンボで高度の敵に接近し、同時に魚雷を放つ。さらに敵の動きを先読みして機雷を敷設。魚雷と剣鈴で艦を沈めていき、最後の一隻は俺が撒いた機雷に引っ掛かって吹き飛んだ。四戦ほどでようやく戦闘態勢が解除される。
その後、都市船に入港した時だった。またあの黒衣の女性が現れた。彼女はやはり、世界移動組織セプテントリオンのメンバー、BL(ブラック・レイディ)だった。彼女は俺の側にいると言って、夜明けの船に乗り込んだ。
会話したとき頬を赤らめていたので、?と思ってステータスを見ると、性愛度が500を超えていた。え!?なんで??