ネオメロシュラバティック

TSUTAYAに行くとき、俺は駅で電車を待っていた(口調が違うぞ、おい)。ホームには俺と、茶髪の姉ちゃんが一人しかいない。そこへ、いかにも不良ですと言わんばかりの兄ちゃんがやってきた。どうやら待ち合わせていたようだ。とくに気にもせず携帯をいじっていたんだが、

ドガ!!バキ!!バコン!!ガシャン!!ダン!!ダン!!ダン!!!

という駅の建物全体が揺れるほど凄まじい音に、俺は思わず顔を上げた。見ると、さっきの不良兄ちゃんがボロ駅の壁を一心不乱に蹴って殴っているではないか。おいっ、あんまりやると壊れるぞ。とそこへ、そいつの彼女が、
「やめてよ!!生まれた子供お腹に戻せって言うの!?」
俺:へっ?
その後、彼女の方は罵詈雑言をわめき散らし、見てるだけでおぞましいメロドラマのような修羅場が展開されていった。俺はとにかく圧倒されていた。なんだ?俺はエキストラか?どうすることもできず(あたりめーだ)、俺はやってきた電車に飛び乗ってその場を後にした。あの二人はその後どうなったんだろう。まさか殺し(ry